夏沢鉱泉・アイスクライミング

2018年2月11日、12日 

北八ヶ岳の夏沢鉱泉の側には氷瀑がいくつかあります。
下方から上方に向かって順に、G0、G1、G2、〜。私たちは、一番大きくてバーチカルなG4(夏沢王滝)でクライミングをしました。
(Gとはgallery の頭の1文字で回廊という意味です)



G4(夏沢王滝)

夏沢鉱泉に宿泊すると、茅野の駅から桜平まで車で送迎があります。桜平からは荷物を宿まで運んでくれるので空身で20分くらい歩けば宿に到着です。このようなサービスがあろうとは驚きでした。
宿に着いたらすぐに部屋に入り余計な荷物は置いて、装備をしてG4に向かいました。
硫黄岳への登山道にある二つ目の赤テープを右に降りて沢筋を登ります。



沢筋は、かなり深雪です。


先頭はラッセルです

G4に到着しても取り付きまではかなりの雪が深くて本格的なラッセルが必要になりました。
今日はラッセルでお仕舞いかと思うほどでした。
最初に右の壁から取り付いてロープを張る予定でしたが、無理だと判断して正面から登ることになった。

今回の隊長さんのアイディアで「本格リード隊」と「1mリード隊」に分かれ一人が1mのみリードしスクリューをセットしてロープを掛けたら降りて、次の人がその先1mリードする方法で少しづつ上がって行く方法です。ちょっぴりリード体験をする楽しいクライミングでした。
こうしているうちに、本格リード隊がトップロープをセットしてくれました。



G4に到着


取り付きまでラッセルです


1mリード隊も頑張ってます



宿の夕食は5時です。薪ストーブと猪なべで体も温まり、更に布団には一人づつ湯たんぽが用意されて暖かく寝ることが出来ました。
この湯たんぽのお湯は、翌朝の洗面に使います。



猪鍋でおなかもほっこり

ところが翌朝の気温はなんと「−17℃」です。寒い!!!

今日もG4でクライミングです。


なんと −17℃ 

今日も昨日と同じルールで「1mリード」の練習をしました。今日のコースは、氷が硬くて新人では刺さりにくくまた氷が割れてしまい少し苦労をしましたが、それよりも余りの寒さでクライミング途中で手が使えなくなり降りてくると、指が痛くて凍傷になったかと思いました。
友人にもらったホッカイロを手首に張り付けてようやく指が動くようになってホッとしました。その後もダウンを着て数本昇り極寒のアイスクライミングは終了。

早めに宿に戻りゆっくり昼食を取って、来るときと同様に桜平のゲートまで荷物は車で運んでいただき桜平からは、茅野駅まで車で送ってもらえるとは極楽でした。夏沢鉱泉アリガトウ!!






(完)












無雪期・赤岳主稜

2017年10月10日(火)  晴れ

  9日   高尾山口 9:00 == 赤岳山荘 駐車場 ----(南沢)----行者小屋(泊)
10日   行者小屋----(2650m)----赤岳北峰----赤岳南峰----(文三郎尾根)----行者小屋----(南沢)----赤岳山荘 駐車場

無雪期にはあまり登られてはいない「赤岳主稜」に行ってきました。

この時期の岩は、想像以上に脆く一歩一歩、一手一手岩を確認しながら慎重に登るため時間もかかるし神経も使うのでかなり疲れました。
それでも頂上に抜けたときの爽快感は、いつもと同じです。



主稜のトレース


主稜がはっきり見えます。

行者小屋の朝食は、6時。小屋を6:40に出発して文三郎尾根を300m登り2650m付近でトラバースの入り口を探すがわかりにくく50mほど行き過ぎ戻った。
トラバース口で装備をして、いざ主稜へ! だがこのトラバースは早くもガレガレ、ボロボロで怖い。ようやくチョックストーンに着くとビレーポイントがあった。



無雪期の文三郎は初めてだが、階段が多い。


トラバース口からチョックストーンが見えます


チョックストーンの下を潜ります。

チョックストーンを潜って主稜に乗ります。
今回は2パーティ。前発は3人で一人はフォローのみ前後の二人でつるべ。私は師匠とつるべ。
1ピッチ目は、師匠がリードでチョックストーンを抜ける。どの岩も浮石。前組の落石が怖い。細心の注意が必要だ。


2ピッチ目は、私のリード。出だしでは先が見えずに不安だが、硬そうな岩を探しながら左にルートを取る。先が見えて右に行くとビレー点があったのでピッチを切った。


この赤い岩は、ボロボロと崩れる。そっと足を置く。


空気は寒いが、天気も快晴。クライミング日和です

岩稜帯では、アンカーが殆どないので岩にスリングを回して確保なのでスリングは多めに持っていくといいですね。
適度にハンガーボルトも出てくるのでピッチを切るポイントとして使いました。



振り替えると 文三郎尾根 の先に 行者小屋 が見えます。


阿弥陀と同じくらいの高さになってきました。


最終ピッチ手前のリッジクライミング

赤岳北峰のすぐ下の登山道に出て赤岳主稜は終了。

終わってみると、一番の核心は最初のトラバースだったような気がする。
岩稜帯では、クライミングを楽しむ前に落石の注意に気を配り、アンカーとして使える岩探しに明け暮れた。やはり残雪期のほうが楽しめるかもしれません。


頂上山荘前

北峰頂上を確認して、南峰頂上で記念撮影をしてから、文三郎尾根を行者小屋まで降りてデポした荷物をリュックに詰め込み、南沢を赤岳山荘まで行って、今日の予定を無事終了。


行者小屋に戻ってきました。




(完)





高知・大堂海岸(おおどうかいがん)クライミング  その3

(最終日)

ハーバーエリアで半日クライミング

あっという間に五日目になってしまいました。
18:00の飛行機に乗るため午前中のみのクライミングでしたので、アプローチの簡単なエリアと言うことで、モンキーエリアの隣のハーバーエリアに行くことにした。
アプローチもモンキーエリアと同じで分岐を右にいきます。



海岸に出た所の景色は、雄大です。

ハーバーエリアのトポはあまりに粗ですので、登りたいところを登るとの感じで、私も’あそこがいい’とリクエストしました。
このエリアも取り付きまでの移動が大変です。一つ一つの岩が大きいので時には岩と岩の間に潜って移動もありました。



真下に水が流れていて跨いで取り付いた
α、β、γクラック (3本)5.5から5.7 20m

トポにないクラックを昇り、最後にアプローチの出口にある終了点から懸垂で降りて ウォーミングアップ を登って最後としました。

最後は、ゆっくりと景色を楽しんで帰宅に着くこととしました。



ハーバーエリアの西側 今回は登りませんでしたが素晴らしいクラックの宝庫です。

(おまけ)

サポートのTさんと一緒でした


最後の夕食は、新鮮な’本かつお’尽くしでした。
にぎり、刺身、たたき、汁(写真に写ってません)


高知に乾杯!!



(完)








高知・大堂海岸(おおどうかいがん)クライミング  その2

(三日目)
午後から雨が降るという予報のため、愛媛・松山市の国指定重要文化財「道後温泉本館」に行って入浴してきました。 道後温泉は、言わずと知れた夏目漱石の小説「坊っちゃん」にも登場する湯で、日本最古の温泉だそうです。というより『千と千尋の神隠し』に出てきた’湯や’のほうが有名かな?

なんと私たちが帰郷してすぐの10月一日には、両陛下が訪れたそうです。

それにしても四国は大きいですね。大堂海岸からは往復6時間以上かかりました。



正面玄関で記念撮影


左の下足箱に靴を入れて、右に見える改札を通ってまっすぐ行くと、左に男湯、右に女湯「神の湯」があります。


本館三階の屋上に設置されている振鷺閣(しんろかく)
約一坪の周囲に赤いギヤマンの障子が貼られて、中央には時刻を告げる「刻太鼓」が吊るされていて、今でも朝・昼・夕の3回だけ鳴らされているそうです。

(四日目)
お座敷エリアでクライミング

アプローチは、モンキーエリアに入る旧道の対面に小さな木片がかかっていましたので迷うことなく海岸に出られました。こちらも取り付きまでは東側に向かい、大きな岩をボルダリングチックに超えていきます。
名前通りのお座敷のように広い平らな岩があり、この辺りにも何本ものクラックが走っています。
モンキーエリアや、帰れずエリアよりもスケールは小さくて短いルートが多そうでした。



フナムシ 5.9 8m
右に見えるのが Hクラック 5.11− 8m


Hクラックを登る


  黒潮 5.9 7m を登ってます
左に走ってるフェイスは、親潮 5.10a 7mです

陽向はじりじりするような暑さですが、大きな岩の陰に入れば涼しいのでゆっくりと昼食を食べてから、午後には上の段に上がって、短いですが景色のいい場所でのクライミングを楽しみました。ただし上段に上がるにもアプローチシューズでの結構厳しいクライミングでしたが、帰りは懸垂で降りました。

(上段)


ミミズクラック 5.6 4m と 右が レフト&ライト 5.10 7m


ミミズクラックを登っています


下段に戻ってから最後に、スクイズ・チムニー 5.9 6m を登りました。
チムニーの中に体を入れて這うように上がっていきます。



(その3)に続く








高知・大堂海岸(おおどうかいがん)クライミング  その1

2017年9月25日〜29日


帰れずエリア

クラック天国と言われる大堂海岸に行ってきました。
羽田空港を8:05に発つと9:30には高知龍馬空港に到着です。しかし空港から大堂海岸までは、車で3時間もかかりました。大堂海岸は、足摺岬より更に西で高知県の西端にあります。
岩質は白い花崗岩で美しいです。


(一日目)
モンキーエリアへのアプローチを探すが、トポに書いてある”展望台から100m西のカーブミラーの手前”を下るが、かなり険しい下りで太いロープは張ってあるが厳しすぎと思いながらも海岸まで降りたが、写真でみるモンキーエリアとは違う??
しかし素晴らしい景色と岩のスケールの大きさに感動した。後で帰れずエリアに降りたと分かった。



降りたところは、帰れずエリア でした。

取りあえず昇り返すことにして、今日はモンキーエリアへのアプローチを探すこととした。夕方になってようやく見付けることが出来たが、今日はそのまま宿に入った。
宿は、「幡多郷(はたご)」で前評判通り魚が新鮮で美味しかった。これから4日間お世話になります。



今日の一人分です。

(二日目)
モンキーエリアでクライミング
アプローチは、昨日の帰れずエリアへの下りとは比べ物にならないほど楽で時間もほんの15分ほど樹林帯を歩けば海岸線に出る。
海岸に出たが、トポに書いてあるハシゴが崩壊していたので、懸垂で降りた。さらに’正面壁’に行くには、大きな岩を渡ってたどり着く。
見渡す限り無数のクラックが走り、どこでも登れそうだが、終了点があるルートを登ることにした。


(正面壁)

岩壁も大きいが、海岸にある岩も凄く大きい!


アップで登った ぐいの実クラック 5.8 20m 


スーパー・クラック 5.9 25m ★★


一直線で美しい スーパー・クラックを登る

(東壁)

あみだくじ 5.8から5.9 30m 
左のまっすぐなクラックが、次に登った”うず潮”です


うず潮 5.8 20m チョット休憩中

いずれのルートも長くて表示グレイ度よりも辛く感じた。



(その2)に続く








八ヶ岳・小同心クラック(with ハイキング)

2016年11月20日(日曜日) 晴れのち曇り

八ヶ岳横岳西壁にあたる小同心左岩峰のルートで、小同心の取り付きから横岳の最高峰(2829m)に出て終了です。
初めての挑戦でルートに不安はありましたが、先日の獅子岩のメンバーと同じでパーティー組も同じですので、気心の分かった仲間との楽しみなクライミングです。



小同心クラック 1ピッチ目を登る師匠

前日に、車で赤岳山荘Pまで入るが、雨足が強くてしばらく山荘にて雨宿りをして小降りになってきたころ赤岳鉱泉まで2時間のハイキング。雨も歩いているうちに少し上ってくる気配。
明日の天気予報もよさそうなので夕食前の宴会も盛り上がり、鉱泉のステーキ夕食に舌鼓しつつも、そこそこにして早く床に入る。



小雨降る中、赤岳鉱泉に到着(製作中のアイスキャンディーが見える)

さて今日が本番です。
鉱泉の朝食を済ませてから出発することにしたので7:15頃となった。

硫黄岳方面に行くと間もなく「大同心沢」への標識が現れるので、大同心陵を大同心基部まで登る。
この登りはかなりの急登で標高が上がると雪が出てきて歩きにくい。
2時間かかって基部に到着。これはかなり遅い登攀のようだ。

ここでアイゼンを装着し、大同心の基部をトラバースして大同心ルンゼを横断する。そして雪の残る小同心岩峰への草付きを登り、ようやく取り付に到着する。



大同心基部が見えてきた


雪の残るルンゼを横切り、小同心左岩峰取り付きに向かう

いよいよ目的の小同心クラックの取り付きに到着。
見上げる岩には雪も、氷もなさそうだが、アイゼントレーニングも兼ねてアイゼン装着のままクライミングすることになった。

前にも来たことのある師匠組からスタートする。(10:00)
チムニー状の凹角にピカピカのペツルアンカーがあるが、師匠は次のアンカーでピッチを切った。
更にその上のピナクルを超えるとテラスにも支点用のアンカーがあった。



1ピッチ目の後ろに大同心の姿がみえます。(横から見ると丸くないのですね)

2ピッチ目は、私のリードですが、師匠組はフェースを登って行ったようで、それに続こうと登り始めると、上から右のクラックを行くように指示があり、1mほど一旦下がってクラックに行ったがロープの流れが悪くピッチを切らざるを得なくなった。ピッチの切り方に問題がありそうだ。

パートナーは、このクラックと少し上のチムニーを超えてピッチを切った。(3ピッチ目)
4ピッチ目は易しくて、テラスに出てから肩がらみでセカンドをビレーする。



3ピッチ目のチムニー(核心?)を出た

ロープ1本は、ザックに仕舞い横岳山頂下の岩場まで移動する。
横岳奥の院まで1ピッチだけ登ると、稜線に出て、クライミングは終了です。(13:00)



クライミング終了し記念撮影(再度ピッケルを出して硫黄岳に向かう。)


帰路は、横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜赤岳鉱泉(デポした荷物を取り込み)〜赤岳山荘P

実に長いコースです。
横岳から硫黄岳までは、激しい風で飛ばされそう!そして寒い!
硫黄岳山荘に向かう途中の”鎖場”や”はしご”が出てきたが、その後 背後に富士山が見える箇所があった。そこでアイゼンを脱着した。(13:20)

硫黄岳山荘を経由して硫黄岳(2760m)まで登り、赤岩の頭に降りると、ようやく風は収まったが鉱泉までの下りが膝に来る。ようやく赤岳鉱泉まで降りてきた。(16:00)

更に、デポした荷物を受け取りパッキングしなおして、ヘッドランプの用意をして駐車場に向かう。(16:30)
赤岳鉱泉を出るとまもなく完全に日が落ちて、駐車場までは真っ暗な中ヘッドランプのみで2時間を歩く
帰路のみでなんと5時間強の歩行でした。



硫黄岳山荘までの道には雪があります。


鎖場、はしごもあります。


ヘロヘロで着いた硫黄岳で記念撮影(この後3時間半のハイキングが残ってます)


写真は一部、同行のO2氏からお借りしました

(コース図)

(クリックで拡大)


(完)








獅子岩(子持山)南東壁 マルチピッチクライミング

2016年11月 2日(水曜日)  曇り

群馬県渋川市にある獅子岩に行ってきました。


取り付から見上げる「獅子岩」

昨年までは、7号橋まで車を乗り入れることが出来たそうですが、なんと3号橋の手前で通行止めとなっていました。
7号橋の駐車場まで崩壊と落石で歩きにくい林道を1.5キロ歩き、そこからようやく獅子岩への取り付きまで登攀です。



崩壊した林道


巨大な落石が林道を塞いでいます(7号橋の手前)

登攀に入り、太鼓橋のような橋を渡ると直ぐに屏風岩が現れる。鳥居の直ぐ上に新しいケミカルボルトが埋め込まれている。(罰が当たりそう!)

足元が不安定な沢筋を登る事40分。待望の「この先危険」の標識が現れ100mトラバースをして取り付きにたどり着く。



やっと現れた「この先危険」の標識

取り付きでは、ガイド山行の3人組が準備していた。
獅子岩は、もう4回目というO2氏と初めての私、師匠とTさんの2パーティーで行くことになった。ここは偶数ピッチが難しいということで、もちろん私は奇数ピッチを担当する。つまり1ピッチ目を直ぐ登ることになる。

ガイドパーティーの直ぐ後ろから登りはじめる。(11:50)
キャーキャーというガイドについている婦人の声が聞こえてくる。
全体が逆層壁の様だが、フリクションが良くて登り易い。1ピッチ目の終了点は、しっかりとした支点と、3連のリングボルトが二組あったので、師匠パーティーも直ぐに上がってもらう。



支点構築中の上を、ガイドが2ピッチ目の客を引き上げている。

2ピッチ目は、「凄いハイステップ」でスタートです。こんな所リードできないよと思いながら、フォローは楽ちんです。

3ピッチ目は、巨大フレーク登りのある所です。フレークに取り付く前に少し左上にあるボルトにロープを掛けてから少し戻ってフレーク処理に入るが、下から指示しれくれるが意味を理解できない、仕方ないので自分なりに登と「そうそう!」と心強い声がかかる。フレークのトップを掴めばあとは問題ない。


もうすぐフレーク(3ピッチ目)


3ピッチめの終了点に着きホッとして支点構築中 後方は日光白根連山

次の核心の4ピッチ目は、O2氏がリード。
私が、3ピッチ目の終了支点構築している間もガイドパーティーの女性がずるずる滑って騒いでいる。う〜んそんなに難しいのかな?と思ってたが、O2氏は、確実に長いルートを登っていった。フォローは気楽に登っていくが、最後の支点間際のルートは、初めてだと迷う。右からだよと声がかかり無事4ピッチ目を終了。



4ピッチ目最後のトラバース箇所、高度感も結構あります

5ピッチ目は、快適に登れるが最後にド・スラブが出てきてピンが遠いい。(ドッキン!)

6ピッチ目は簡単そうに見えたが、フォローで上がると結構侮れない。出口は左の木のほうから登ってしまった。 (14:45)

7ピッチ目は登らずに、懸垂の用意をしてから徒歩で頂上に行ってみた。



山頂には「御嶽神社」の石塔がたっています


山頂から色づいた「子持山」(奥)が見えました。

今日は曇りでとても寒かったが、気の合った仲間とのマルチピッチクライミングを楽しむことが出来ました。

写真はすべて同行のO2氏からお借りしたものです。



(完)   










シャモニー(フランス)でクライミング(その3)   ミディ南壁

2016年7月16日(土曜日) 快晴
  ミディ南壁レビュッファルート(Aiguille du Midi:South-East Pillar,Rebuffat)
 

15日より16日のほうが天気がよさそうということで、「ミディ南壁」は16日に決定し15日はレスト日となったので予定通りにAiguille du Midiに高度順応に行って3時間ほどブラブラしていた。


ミディ壁です。右の壁を雪面から250m登攀して頂上で左に回り懸垂で降りてきます。
奥にグランドジョラスが見えます。


こちらが南壁、右にAiguille du Midiのロケットがチョンと見えます。

ロープウェイの始発6:30に乗っていよいよ今回の第一目標の「ミディ南壁」に向かいます!!
前もって2回一緒に登ったガイドと組んだので、安心感もありワクワクです!!

ロープウェイ駅でアイゼンを履きアルピニストオンリーと書かれた柵を乗り越えて雪上に出て取り付きまで20分。
この辺りで標高が、3800mですから富士山頂上より上です。少しの運動で息切れても不思議ではありません。 その上に寒さも身に沁みます。

一番に出たと思っていたのですが、すでに取り付きは満員状態。少し待ってクライミングシューズに履き替えるが、靴に雪が付き、出だしは滑りそう。ズボンのすそで靴を拭いていよいよ岩に取り付く。
出だしの4cはチョット辛目の様な気がした。



直ぐ後ろから後続組が来る。

トラバース箇所(5c+)は、雪で濡れていて怖いが、クラックの昇りは快適。6a、6aと続く。NPもボルトも使って昇る。時々雪や氷が落ちてくるので注意をしながら登る。所々ルーファンが難しそうだ。


クラックルートが続きます

左下には、一緒に出発した仲間が、モンブランを背にして「コスミック稜」に向かいながら、こちらを見上げているのがよく見える。
右手にはグランドジョラスがそびえ立ち、絶好の景色だ。天気も良くて最高のクライミングを楽しめている。

だが250mは長い、最終ピッチのツルツルの壁では疲れが出てきた。A0用スリングを遠慮なく使ってしまう。どうやら残置らしい。
頂上を超えると、展望台で仲間が待っているのが見える。懸垂で降りて行き、最後にまた雪上を歩いて展望台の柵を超えて終了!!


降りてきた展望台からモンブランが光っている!


やりました!!目標達成!!後に見える壁を懸垂で降りてきました




懸垂で降りる写真が手に入りました



topo本の写真 ミディ南壁レビュッファルート




  (完)

シャモニー(フランス)でクライミング(その2) mont chetif in Italy

2016年 7月14日(木曜日)
 練習  Mont Chetif 2343m Voie Incredulix


今日もシャモニーの天候は不安定だが、イタリア側は晴れているだろうとガイドは言っている。
そして車でモンブラントンネルを抜けるとクールマイヨールは快晴だった。
今日は、ガイドのジャンと二人でのクライミングだ。

クールマイユールの街から車が入れるぎりぎりまで登って装備を付けてまずは取り付きまで20分のハイキング。



左の稜線から頂上まで6ピッチをクライミングしてあとは歩きで頂上まで行く。
この歩きが藪でした


取り付きまでがガレ場で歩きにくい

取り付きまでトレースがなくガイドも戸惑いがちだが、ようやく着いた狭い取り付きで靴を履き替えてアプローチシューズをリュックに入れていよいよ登攀を開始する。



はるか下にクールマイユールの街が見える。


一ピッチが長い!!

一ピッチが長く、ロープも長いため途中岩に挟まって動かなくなるなど若干のトラブルもあったが、何とかこなした。


クライミング箇所が終わり歩きで頂上まで行く


Mont Chetif の頂上には、聖母マリアの像が鎮座している。
クールマイヨールの街からは、これが良く見える事が後日わかった。


シャモニー側は、雲が多くたぶん雨でしょう


TOPOです。フレンチ6aが連続4ピッチで始まってます。




シャモニーに戻り「ミディ南壁」向けてエギーユ・デュ・ミディに登って高度順応をして寒さ対策もすれば準備はほぼ良しとしよう。



(続く)

シャモニー(フランス)でクライミング(その1) Cacao Girls in swiss

2016年7月13日〜16日 

7月11日に、17:25の成田発のタイ航空に乗り込み、、パリ=シャルル・ド・ゴール空港まで行き、乗り換えてエアフランスでスイスのジュネーブ空港に着いたのは、12日の11:10でした。

ここからは、事前に予約をしておいた、小型バスでシャモニーの宿泊地まで約1時間半で着きましたが、あいにくの雨。
それでも、先に着いていたメンバーに玄関先で出会えてホッ!!

シャモニー(Chamonix-Mont-Blanc)は、モンブラン山群のふもとの渓谷の町で標高1036mのリゾート地です。



シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1からターミナル2まで電車で移動です


今日からの宿 「Ski Station」(一泊18€です)

早速、明日からの予定についてガイドとの打合せを終えると、食事に繁華街へ降りていきますが、夕食は19:00まで店が開きませんので、それまで散歩です。
本屋に立ち寄り、今回の目標クライミングの「ミディ南壁」の英語版topoを入手した。



壁絵が実に見事で真横から確認してしまいました。
描かれている人物は、全て有名な登山家だそうです。


2016年7月13日(水曜日)
 お試しクライミング  Cacao Girls (8pichi)


シャモニの天候が思わしくないので、車で30分くらいでスイスに入り、国境からすぐ側の岩場で早速マルチの練習だ。
今日は、ガイド二人で2パーティーに分けて、それぞれ二人ずつの6人で登攀する。

取り付き辺りは、今朝の雨で濡れていて気持ちが悪いが、上に行くに従い岩も乾いて快適なクライミングが楽しめる。



ここまで来ると岩も乾いていい感じだ


チョットしたかぶりもある


山岳ガイドのジャン


8ピッチと言ってもかなりの高度感です


岩に咲くサボテンのような赤い花

8ピッチまでで終了してハイキング路を取り付きの近くを通って下山。
駐車場に戻る



ガイドの携帯にあるトポを撮ったので見難い。
グレイ度は、フレンチ5aから5c位です。

クライミング帰りにガイドのお勧めレストランで食事(ランチ)をした。


黄色いジャケットは、登攀ガイドジャケットです。


ランチョンマットがレコード盤とは、おしゃれですね。



(続く)


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